日本での次の章:進学か就職か?

京都にある日本語センターでの1年半から2年の充実した留学生活を終え、皆さんは今、大きな節目を迎えています。あなたが身につけた語学力と文化理解は、日本でのあなたの将来にとって、進学か就職かという2つの大きな道を開くことになります。
選択肢1:日本で高等教育を受ける
留学を続けることで、特定の分野の知識を深め、国際的に認められた資格を取得することができます。日本には世界トップクラスの大学や専門学校があり、特に文化的に豊かな京都では、刺激的な学習環境が整っています。
- 大学:日本の大学では、学士課程、修士課程、博士課程を幅広く提供している。外国人留学生の入学試験は、日本留学試験(EJU)、学校独自の入学試験、面接によって行われるのが一般的です。日本語能力は、多くの場合、日本語能力試験N2レベル以上であることが重要です。学年度は通常4月に始まるが、9月または10月に始まるプログラムもある。準備と出願は6~12ヶ月前から始める必要がある。
- 専門学校(専門学校):IT、デザイン、ホスピタリティ、翻訳などの分野で実践的な実習を行う学校。即戦力となるスキルを身につけるのに最適な選択肢である。学業日程は大学に似ており、入学条件には語学テストや面接が含まれることが多い。
- 出席率の重要性:大学でも専門学校でも、語学学校でのプログラム期間中の高い出席率(理想的には90%以上)は非常に重要です。出席率は、日本の学問的環境で成功するための、あなたの取り組み姿勢、真剣さ、能力を示すものであり、学校と入国管理局の両方が考慮する重要な要素です。
選択肢2:日本で就職する
語学力があれば、プロとしてのキャリアをスタートさせることができます。日本の就職市場では、特に国際的な視野を持ったバイリンガルの人材に多くのチャンスがあります。
- 就職活動(シュウカツ):日本での就職活動は計画的に行われる。日本式の履歴書を作成し、キャリアフォーラムに参加し、人脈を広げる。多くの企業は春から夏にかけて新卒採用を行うが、チャンスは一年中ある。日本のビジネスマナーを理解していると、面接で有利になる。
- 需要の高い分野:2025年現在、情報技術(IT)、ソフトウェア開発、エンジニアリング、観光・ホスピタリティ、国際営業などの分野が、外国人人材を積極的に求めている。グローバルな事業展開を目指す企業にとって、あなたのユニークな経歴は大きな財産となるでしょう。
- ビザのステータス:フルタイムで働くには、学生ビザを「技術・人文知識・国際業務」などの適切な就労ビザに変更する必要があります。この手続きには、入国管理局であなたのスポンサーとなる企業からの求人が必要です。
決断はあなた次第!
知識の追求に惹かれる人も、プロフェッショナルなキャリアへの挑戦に惹かれる人も、語学学校で過ごした時間は、あなたを成功へと導きます。個人的な目標や情熱、どの道に進むのが一番エキサイティングか、じっくり考えてみてください。先生や学校スタッフは貴重な情報源です。日本での次のステップを計画する際には、遠慮なく彼らの指導を仰いでください。