Japanese Language Proficiency Test

JLPT（日本語能力試験）

日本語能力試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験として、国際交流基金と日本国際教育協会(現日本国際教育支援協会)が1984 年に開始しました。開始当初の受験者数は全世界で7,000人ほどでしたが、2009年の受験者数は全世界で約77万人にのぼり、世界最大規模の日本語の試験となっています。

レベル

JLPTは5段階のレベルに分かれており、N5(初級)からN1(上級)まであります。ほとんどの日本の大学はJLPTのN2を日本語能力の条件としています。

資格取得方法

JLPTに合格するのは皆さんにとって予想以上に難しい部分もあるかもしれませんが、もしN1に合格できれば、日本の大学や大学院への進学を目指す方々や、日系企業への就職を目指す方々にとってとても有効な資格です。また、N2に合格すれば、専門学校への入学のチャンスがあります。もし皆さんが日本語センターを卒業後、母国へ帰ってから日本語を使用する機会のある職場へ就職する場合はN2以上を取得することをおすすめします。皆さんのどのような目標にも、私たちスタッフが実現のために全力でサポートします。

卒業生インタビュー

インタビュー: Peter Johansson (日本語センター在学中にN1に合格)

日本にどのぐらい住んでいますか？
私は丁度二年間日本で住んでいました。

日本へ来た目的は何ですか？
昔からゲームや漫画が非常に好きだったから日本語を勉強するために日本へ行きました。

日本へ来る前、どのぐらい日本語を勉強しましたか？
ひらがなとカタカナは読めて、漢字は５０字ぐらい知っていて、簡単な自己紹介ぐらいもできました。知っていたとは言え、日本語センターに留学する前は読むのが遅く、文法も滅茶苦茶でした。

日本へ来る前、日本語能力はどのぐらいありましたか？
上の返答を見てください。☺

ＪＬＰＴを受けた時、どう思いましたか？
JLPT N3,N2,N1はどれも受けた時緊張していたが、自分なりによく勉強していたから、実力をはかるチャンスになったと思います。受けるたびにワクワクしていました。（緊張感の方が多分大きかったけどね）

ＪＬＰＴを合格した時、どう思いましたか？
当然ですが凄く嬉しかったです。特にN1とN2は仕事や大学に本当に役に立つから、その時の幸せは最高でした。

ＪＬＰＴに合格するために、がんばったことは何ですか。？
勉強することが楽しく思えたら、合格はしやすくなるとも思います。勉強することをあまり楽しんでいない人はどんな勉強でも進まないから、面白く、自分に合った勉強の仕方を見つけられれば、JLPTに合格するチャンスも大きくなると思います。私の意見ではゲームや漫画はおススメです。

日本語センターの授業で、ＪＬＰＴに合格するために役に立ったこと何ですか？
日本語の色々な分野のほとんど全てを鍛えてもらったことです。たくさん読むことはJLPTにとって一番大事ですから、授業でたくさん読みました。日本語センターの勉強方法は私に適しているようでした。

日本語センターの先生たちにメッセージをお願いします。
日本語センターで勉強していた二年間は本当に大切な思い出です。学校をそこまで楽しく感じさせた先生たちは本当に凄いと思いますし、心から感謝しています。また会えるかどうかは分からないですが、ずっと皆のことは忘れません。ありがとう先生たち！

これから日本で勉強したいと考えている人に、メッセージをお願いします。
日本語の勉強は最初と最後が一番楽しいと思います。最初は早く進歩するから難しく感じません。最後は何をやっていてもだいたい理解できているから楽しいです。しかし、その途中でやる気を失っている人は何回も見たので、その時こそ頑張ってほしいです。そうすれば、面白くないところを乗り越えて、楽しいところまで着きます。是非諦めないでね！

これからの予定を教えてください。（日本語の勉強、ＪＬＰT、仕事など）
私は恐らくもうすぐスウェーデンの大学に入るので、日本語に関する仕事は当面しないでしょう。日本語の能力を下げないために毎日１―４時間日本語を読んでいるから、日本語の能力を維持する自信はあります。いつか絶対にスウェーデン語と日本語の翻訳の仕事をやりたいのでずっと頑張るつもりです。

インタビュー: Gabriella Miranda(日本語センター在学中にN2に合格)

日本にどのぐらい住んでいますか。
１年9カ月住んでいました。（2011年10月～2013年6月）